Helium(ヘリウム) の概要

Helium(ヘリウム)とは?

世界初のPeer-to-Peerワイヤレスネットワークの実現を目指すプロジェクトです。

2013年にプロジェクトが始動し、2019年アメリカでネットワークの稼働が開始されました。

現在(2020年9月20日)、8583個ものHotspotが稼働しています。

そして、いよいよ2020年10月15日に日本での正式稼働します。(当初リリース予定が遅れております。11月中のリリースと思われます)

Heliumの特徴

従来、インターネットに接続する機器は、コンピューターやスマートフォン等が中心でしたが、今後はあらゆる機器がインターネットに接続されると言われています。このことをIoT(Internet of Things)「モノのインターネット」と呼びます。

ヘリウム(Helium)は、このIoTのネットワークを従来のドコモやソフトバンク等が構築している中央集権的なネットワークではなく、Peer-to-Peerと呼ばれる分散型のネットワークで実現するというものです。

従来の中央集権的なネットワークでは、ネットワークの構築・維持に膨大なコストがかかります。これをHotspot(ホットスポット)と呼ばれるワイヤレスルーターを相互に接続することにより、安価にネットワークを構築しようとするものです。また、分散型ネットワークにすることにより、障害などにも強い通信インフラが実現できます。

HotSpotはこのような機器です。

このhotspotが日本中に設置されることにより、IoTのネットワーク網が構築されます。

このHotspotは、LoRaWAN™という通信規格に準拠しています。LoRaWanは、IBM等世界各国のメーカー、通信会社が参画しているLoRa Alliance(TM)により策定・公開されているオープンな仕様です。

Heliumは、このHotspotを各家庭・企業に設置してもらい、全国、全世界のネットワーク網の構築を目指しています。

Hotspotを設置・デバイスに接続

貴方がHotspotを設置します。各Hotspotは街中の何百万台ものIoTデバイスを接続します

トークンを獲得

Hotspotを設置することにより、その報酬として貴方は暗号通貨(HNT)を獲得します

ネットワークを所有する

街中のIoTデバイスがピープルズ・ネットワークに参加します。これは電話会社のネットワークではなく、分散型のネットワークです

Hotspotを所有・設置し、IoTデバイスのアクセスポイントとしての機能を担うことで、Hotspotの所有者はその報酬として暗号通貨(HNT)を獲得することができます。

これらのHotspotが全国に配置され、相互に通信することことで巨大なネットワークインフラが構築されます。このように構築されたネットワークを「People’s Network(ピープルズ・ネットワーク)」と呼んでいます。

従来型ネットワークとの違い

2020年から本格商用サービスが開始される5Gネットワークについて、国内大手3社のインフラ構築投資総額は、5兆円規模(年間5000億円)とも言われています。また、このネットワークの全国網を築くには相当の期間が必要です。 ネットワークの用途は異なりますが、Heliumはこのような全国ネットワーク網を短期間でかつ安価に構築することができます。

他の暗号通貨マイニングとの違い

ビットコインのマイニングを行うには、最低でも100万円以上のマシン設備が必要です。通常家庭で使用しているPCでは、ほとんどマイニングすることはできません。他の主要な暗号通貨も同様の状況です。また、これらのマシンは非常に大きな電力消費するため、マイニングできても赤字となることが往々にして発生しています。

Heliumのマイニングは、ホットスポットの57000円のみでこれ以上の費用を請求されることはありません。ホットスポットの消費電力も小さく、月額200~300円でも消費電力で済みます。

Hotspotを所有・設置し、People’s Networkに参加することで自動的にマイニングが行われ、日々マイニング報酬を得ることができるようになります。

PRIME&Helium一般向け改訂版

Heliumが採用するLoRaWANとは

LoRaは「Long Range」の略であり、米国半導体大手セムテック社が開発し、IBMなど世界のIoT関連480社以上が加盟している「LoRa Alliance」で仕様化されました。

オープンな通信規格であり、その名の通り、都市部で2km、見通しの良い場合は10km程度の1対1での通信を実現する無線技術です。

LoRaWAN™は、Long Range(LoRa)Wide Area Network(WAN)の略で、消費電力を抑えつつ、長距離での通信を可能にする大規模ネットワーク構築を実現するプロトコルです。

IoTでのセキュアでローコストな双方向通信を低消費電力に提供できるよう設計されています。0.3kbps~50kbpsまでの比較的低速な通信速度となりますが、何百万ものIoTデバイスと接続した大規模なネットワークをサポートします。

実証実験・活用が始まっているLoRaWAN

LoRaWANについては、全く新しい技術ということではなく、既に私たちの身近な中にも実証実験が進んでいます。

福岡市ではさまざまな分野でLoRaWANを活用した実証実験が進められています。

福岡市 Fukuoka City LoRaWAN(TM)
FukuokaCityLoRaWANのホーム

LoRaWANはオープンなIoT通信インフラとして、NPOのボランティア団体である The Things Network(TTN:ザ シングス ネットワーク)は、オープンタイプのLoRaWANによるIoT通信インフラとして、LoRaWANネットワークの普及を目指し、LPWAのオープンソース化を勧めています。

Heliumと周辺企業・周辺技術

Helium(ヘリウム)

IoTワイヤレスネットワークとHeilumブロックチェーンを開発したスタートアップベンチャー

元グーグル・ベンチャーズからの出資も受けている

LoRa Alliance(ローラ・アライアンス)

LoRa WANの仕様を決めている480社が加盟する協議会

世界の主要通信企業が参画している

Longfi(ロング・ファイ)

HeliumブロックチェーンとLoRaWANに準拠した通信規格を統合した独自の通信方式をHotSpotに搭載している

Prime Gate

Prime Gate(プライム・ゲート)

Helium社が開発したHotSpotをグローバルに展開する米国の企業。プライムグループに属する。

アジアを中心として、Heliumの展開を担っており、日本国内においても、HotSpotの販売窓口となっている

Prime Gate Japanは日本向けの販売代理店となっている。

NANOOU株式会社

NANOOU株式会社

Prime Gate Japan の収納代行機能を担う会社

Hotspot(ホットスポット)を設置することのメリット

Hotspotを設置し、IoTの通信インフラを提供することにより、その報酬としてマイニング報酬を受け取ることができます。このマイニングで得られるトークンは、ヘリウムトークン(HNT)と呼ばれるものです。

このヘリウムトークンは、ロック期間などは設けられておらず、いつでも取引所に送付の上、売却することが可能です。このHNTは現在バイナンスUSや、hotbit、crex24など複数の取引所に上場しています。

そして、現在、世界最大の取引所である「CoinBase」にもリスティングされています。

2020年9月20日現在で約170円で取引されていますが、ひと月100枚~200枚程度マイニングできると言われています。(マイニングできる枚数は、Hotspotの設置環境により大きく左右されます)

HNTの採掘数量だけでなく、IoTデバイスの普及に伴い、HNT自体の価値の向上も期待できます。HNTは2020年春ごろまで1.5円程度で推移していましたが、現在は約100倍まで価値が向上しています。

バイナンス(バイナンスUSには上場済み)に上場が決定したことにより、9月25日現在、更に約223円まで価格が高騰しています。

Heliumは、米国が先行して展開されていますが、この他の国はこれから本格的に展開を開始するため、HNTの価値もこれから更に上昇することが期待されます。

マイニングの5種類の報酬
  1. Network Data Transfer(ネットワークデータ転送)ホットスポットは、ネットワークを使用してデバイスからデータパケットを転送し、転送されたデータの全体的なシェアに対して比例して報酬を受け取ります。
  2. Proof-of-Coverage(カバレッジの証明)ホットスポットはワイヤレスカバレッジを検証します。
  3. Witnesses(証人)カバレッジの証明と監視を報告します。
  4. Proof-of-Coverage(コンセンサスグループ)ホットスポットはトランザクションを検証し、新しいブロックを公開します。このコンセンサスプロセスに参加する可能性は、カバレッジの証明の参加に基づいて変化する評判スコアに基づいています。
  5. Challenges(課題)ホットスポットは、インターネットを介してターゲットグループのホットスポットへのメッセージを暗号化するために選択されます。これらの課題は、カバレッジの証明によってワイヤレスカバレッジを検証するために使用されます。

Heliumのマイニングを開始する2つの方法 

Heliumに参画するには、「シティーディベロッパー(以下CD)」として参画する方法と「ユーザー」として参画する2種類の方法があります。現状では、シティディベロッパーとして参加することのデメリットはなく、ユーザーではなく、シティディベロッパーとして参加すべきです。

シティ・ディベロッパーとは

シティ・ディベロッパーとは、HeliumのHotspotを普及させるための販売代理店に相当する役割を担うものです。シティディベロッパーとして参画した場合、以下の4つの権利が与えられます。

シティ・ディベロッパーは47都道府県を市町村で細分化した地域の一つの担当します。

自身の担当するシティにしかホットスポットを紹介・設置できないということではなく、他の地域に設置の紹介をすることも可能です。

担当地域にホットスポットが設置された場合、そのシティ・ディベロッパーに報酬が支払われます。

1.ホットスポット設置報酬あなたの紹介で誰かが端末購入すると、報酬として約5000円(一回限り)の現金が入る
2.設置維持報酬設置先のホットスポット端末が得たマイニング報酬トークンの約10%があなたに毎月入る
3.CD獲得報酬上位CDから下位CDが現れた場合、どちらかがCDを辞めない限り毎月約8000円が入る
4.シティ報酬自分自身のシティに、誰かがホットスポット端末を設置すると、その端末が得たマイニング報酬トークンの約5%があなたに毎月入る
シティ・ディベロッパーライセンスの取得費用について

シティ・ディベロッパーライセンスを取得するには、通常4万ドル(約420万円)の費用が掛かり、米国などではこの費用を支払ってシティ・ディベロッパーに登録しています。

今回日本においては、Heliumの普及を優先して、シティ・ディベロッパーの登録料4万ドルは先着1000名限定で無料となっています。

シティ・ディベロッパーライセンスの継続条件について

シティ・ディベロッパーライセンスを取得して、最初の1か月間は試用の期間となります。最初の1か月間でHotspot10台の紹介ができない場合は、ライセンスは失効し、通常のユーザーとなります。

10台の紹介ができない場合、自身で購入して10台とすることも可能です。紹介、自身で購入のいずれの場合も、最初に自身で購入した1台はこの10台に含みません。

この1か月間で10台のHotspotを紹介できた場合、その後5年間シティディベロッパー・ライセンスが有効となるようルールが変更になりました(2020年10月更新)

現状では、シティ・ディベロッパーに参加することのデメリットはありませんので、シティ・ディベロッパーで参加することをお勧めします。

シティディベロッパーの申し込み状況は以下のリンクから確認できます。黄色の都市は既に確定している都市です。(リストの更新タイミングはタイムラグがあるため黄色以外でも確定している可能性があります)

Heliumへの登録・Hotspot設置費用

Heliumに登録の上、Hotspotを設置するために必要な費用は、57,000円(2020年9月現在)のみです。

この57,000円(税込)はHotspotの費用及び登録申請費用を含んでいます。複数台購入・設置する場合は、台数分の費用が必要になります。

現在、シティ・ディベロッパーの登録費用は免除されていますので、ユーザー、シティ・ディベロッパーともに57,000円のみで、マイニングを開始することができます。、

Helium Hotspotの申し込み方法

Heliumの申し込みは、こちらのリンクから行います。こちらのフォームはシティ・ディベロッパー用となっていますが、ユーザーで希望する場合もこちらのフォームから申し込むことができます。

(※現在バックオフィスの開発遅れのため新規申し込みの受付を一時停止しています)

その場合、シティの希望地域は、「ユーザー希望」と記入頂けば大丈夫です。

下記のリンクをクリック頂き、フォームに必要事項を記入・登録頂くことで申し込みがされます。

申込フォームの記入方法はトップメニューの「申込み方法」を参考にして下さい。

IOT(HNT)City Developer License Recruitment Form:PrimeGate Helium Hub(通信端末)
この度は、通信端末のお申し込み誠にありがとうございます。購入代行に必要な個人情報の記入をお願い致します。 購入手続き&払込み代行費用:57000円(税込)(端末代込み) ※1週間以内に一台契約というのはご自身の端末になります。 お申し込み後に、以下口座へお振込お願いします。 お振込の確認が出来ましたら、当方よりメー...

フォームから申し込みの上、指定口座に振り込みをすると、後日登録メールアドレス宛にメールが送信されてきます。

また、その後1~3週間程度で契約書がメールで連絡が来ますので、PC上でサインをすることにより、契約が成立します。

フォームで入力・振込したものは、毎月15日、月末に締めた上で、米国の本部にデータが送付されています。急いでマイニングを開始したい場合は、締め日を意識して申し込み・振込をして頂いた方がよいと思います。

ヘリウムのLineオープンチャットは以下から参加できます

IOT(HNT)ジャパンコミュニティー

上記は、Heliumのオープンチャットです。個別の質問やサポートを受けたい場合は、フォーム(PC画面右、スマホ画面下)からお問い合わせ下さい。

Helium IoT Mining(ヘリウム IoT マイニング)